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高血圧の検査

ここでは、医療機関で行われる血圧の検査について解説します。

医療機関では、収縮期血圧が150mmHg以上、または拡張期血圧が90mmHg以上の場合に、高血圧と診断されます。
1回だけでなく、通常は数回血圧を測定した後に診断されます。

また、自宅で測った血圧と、医療機関で測った血圧に差がある場合は、24時間血圧計を使用する場合もあります。

尿検査

尿検査では、腎機能のチェックのために、尿たんぱく、微量アルブミン尿、尿沈渣などを調べます。
微量アルブミン尿では尿の中の微量なたんぱく質を調べ、尿沈渣では尿の中の赤血球や白血球の量を調べます。
たんぱくと赤血球が出ていると腎炎、たんぱくだけが出ている場合は高血圧による腎機能障害の可能性があります。

血液検査

血液検査では、血液中のナトリウム、カリウム、クレアチニン、尿素窒素、赤血球などの量を調べます。
クレアチニンと尿素窒素からは腎機能をチェックでき、クレアチニンと赤血球からは腎機能障害による貧血がチェックできます。
また、血液中の糖や脂質などをチェックし、血糖が高い場合は、ブドウ糖負荷試験やHbAlcのチェックを行います。

眼底検査

目の奥の眼底は、血管の状態を直接観察できる部分。
眼底の網膜の血管を見ることで、全身の動脈硬化の状態をチェックすることができます。

心電図検査

心電図検査では、心臓を動かしている電気信号をグラフ化してチェックします。
心房細動(不整脈の一つ)をチェックする場合もあります。
心肥大(心臓の筋肉が厚くなる)、心筋梗塞などが分かります。

胸部エックス線撮影

胸部エックス線撮影では、心臓の形を調べて、心肥大や心臓病をチェックします。

超音波検査

血管超音波検査では、頚動脈などの動脈硬化をチェックします。
心エコー検査では、心臓の状態をチェックします。
また、CTやMRIの画像検査では、腎臓や血管の状態をチェックします。