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日内変動

血圧は、常に変動しています。

一般的には、睡眠中は血圧が下がり、日中は血圧が高い状態が続き、夜になると少しずつ下がっていき、眠りにつくと大きく下がります。
これは、睡眠中は副交感神経が働いて血圧を下げ、日中は交感神経が働いて血圧が高くなるためです。

また、血圧は行動や環境にも左右されます。
例えば、食事をすると血圧が上がり、食後は下がります。
他にも、排尿後は血圧が下がったり、熱いお風呂に入ったり、ストレスが溜まると血圧は上がります。

このように、血圧は1日の中で常に変動しているのです。
そのため、血圧を測るときは、1日1回だけでなく、長期的な値で見ることが大切になってきます。
普段から血圧が高い場合は、早めにお医者さんに相談して治療を受けるようにしましょう。
放っておくと、心筋梗塞や脳卒中などの合併症を引き起こす危険性が高くなります。

また、高血圧には以下のような特定の時間帯だけ血圧が高くなるタイプがあります。

■早朝高血圧
朝起きた時の血圧が高く、昼間の血圧は正常範囲なのは、早朝高血圧です。

■夜間高血圧
睡眠中に血圧が下がらず、早朝まで高血圧の状態が続くタイプ。
糖尿病や腎機能障害、睡眠時無呼吸症候群などで睡眠中も交感神経が働いていることが原因。
昼夜問わずに血圧が高いため、心臓や血管に大きな負担をかけ、合併症の発症率も高くなっています。