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自律神経

自律神経は、臓器や血管の働きをコントロールしていて、血圧の調整も行っています。

この自律神経は、脳や脊髄から出ていて、自分の意思とは関係なく動いています。
そして、交感神経と副交感神経の2種類があります。

・交感神経
 交感神経は、心臓の活動を活発にして心拍数を増やし、血圧を上げる働きがあります。

・副交感神経
 副交感神経は、交感神経と反対に、心臓活動を抑えて心拍数を減らし、血圧を下げる働きがあります。

交感神経と血圧上昇

交感神経の働きが活発になると、交感神経の末端や副腎から「カテコラミン」というホルモンが分泌されます。
カテコラミンは、臓器や血液に作用して、血圧を上げる働きをします。

また、以下に交感神経が興奮した際の臓器と血管の動きをまとめておきます。

・心臓
 心拍数が増加したり、心臓の収縮力が強くなり、血圧が上がります。

・腎臓
 レニンの分泌が増え、アンジオテンシンⅡ(ホルモン)の産生が促されます。
 アンジオテンシンⅡは血圧を上げ、副腎に作用してアルドステロン(ホルモン)を分泌させます。
 アルドステロンは、尿のナトリウム量を減らすため、体内のナトリウム量が増加し、血圧を上げます。

・血管
 血管は収縮力が強くなり、末梢血管抵抗が増加するため、血圧が上がります。

・血液
 血液の粘度が強くなり、血流が悪くなり、抹消血管抵抗も増えます。